「キレイ」系男子
先日、日経新聞を読んでいると、
「きれい」が男らしさに
という最近の記事に目を引かれました。
記事によると、
Z世代と呼ばれる若い男性は「きれい」系男子を目指していて、
そのニーズに応えるべく資生堂さんが
メンズコスメブランドを立ち上げたというもの。
男性用化粧品という新たな市場が生まれるかもしれませんね。
ただ懸念したのは、
化粧品といえばその廃棄量の多さが非常に問題となっていることをご存知でしょうか。
⇒国内だけでも毎年2万t捨てられているという記事
https://prtimes.jp/story/detail/wxGQkmIem3b
実は弊社ではかつて焼却処理(産廃処理)事業を行っておりました。
様々な処理依頼がありましたが、化粧品もその一つ。
それらの中には未開封で、
リニューアル品との入れ替え、あるいは売れ残りによる在庫過剰の廃棄分といった、
まだ使えるものが結構な量で運ばれてきたことを鮮明に記憶しております。
∵ それらの中に筆者の妻が愛用していたモノ(←高額)があったからです。。。
某大手メーカーにヒアリングしたところ、
当時は生産量の1~2割程度が売れ残り、廃棄されるとのこと。
とりわけ限定品と呼ばれる商品に関しては、
いつまでもある、というのは販売側の観点ではあまりよろしくない為、
使用期限が十分にあるにも関わらず廃棄になるとのことでした。
現在はこうした大量生産・大量消費を前提としたビジネスモデルの時代は終わりつつあり、
サーキュラーエコノミーやSDGsといった環境に配慮する姿勢が広がりはじめております。
環境にも「キレイ」系男子でありたいものですね。
※上述の記事(リンク)では化粧品のアップサイクルの取り組みされてますので、
併せて紹介させていただきます。