食とサーキュラーエコノミー⑸
欧州委員会が公式twitterで昆虫食を提案したところ、
それが少し炎上したというニュースが入ってきました。
ちなみに同委員会は、
かねてよりコオロギ、ミルワーム、トノサマバッタを食べることを推奨しており、
欧州食品安全機関は蛾の幼虫も食品リストに追加しているのです。
少し話は変わりますが、
食文化の変化というのはそう珍しいものではありません。
例えば牛肉が(一般的に)日本で食べられ始めたのは明治以降です。
※余談ですが、実は江戸時代にも牛肉を食べる文化があったのですが、
語りだしたらキリがないので今回は割愛します。
直接口にするのは一旦置いといて、
この欧州委員の投稿したtwitterの本文に
use of insect-based bioconversion for reducing food waste.
というものがありました。
バイオコンバージョンというのは「生物を触媒とした物質変換」であり、
これならば完全なサーキュラーエコノミーを実現できます。
はたして未来では昆虫は我々の食生活にどのように関わっているのでしょうか。
「昔の人はコオロギも食べていなかったの!?」などと言われるのでしょうかね(笑)