みどりの食料システム戦略について
令和4年7月1日に施行された「みどりの食料システム法」をご存知でしょうか。
正式名称は
「環境と調和のとれた食料システム確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律」
といいます。
概要を完結にまとめると、
我が国の農林水産業の生産力向上と持続性とを
イノベーションをもって両立させるためのものと言ってよいでしょう。
戦略の内容は多岐にわたりますので一度に全てを伝えられないのですが、
下記の農林水産省のPR動画等をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=CSLH0QQGMLw
先日弊社で【食】× サーキュラーエコノミーの特設ページを
新設したことをお伝えしたばかりですが、
この戦略の【調達】の段階における具体的な取り組みにもやはり
「新たなタンパク資源(昆虫等)の利活用拡大」というものがございました。
(上記URL 1:10:20~)
現代の日本には豊かな食生活がございます。反面、飽食の時代と言われ、
フードロスの問題大きく取り上げられるようにもなりました。
しかし気候変動、農業従事者の高齢化、さらにはコロナ影響等課題を挙げれば、
この豊かな生活が続くとはとてもいえないような気がします。
この戦略におけるイノベーションとは、
「技術の革新にとどまらず、
これまでとは全く違った新たな考え方、仕組みを取り入れて、
新たな価値を生み出し、社会的に大きな変化を起こすこと」
と定義されております。
昆虫が本当に救世主になるかもしれませんね。
↑食べるとは言っていない(笑)