「社会経済の最大のステークホルダーは地球そのものであるという常識になった。」
タイトルは第18回LCA日本フォーラムの表彰式での、
山本良一氏(東京都公立大学法人理事長/前LCAフォーラム会長)の発言を引用させていただきました。
ところで、この「ライフサイクルアセスメント(LCA)」をご存知でしょうか。
産業環境管理協会資料より引用させていただきますと、
【製品などのライフサイクルにおける、
投入資源、環境負荷およびそれらによる地球や生態系への影響を定量的に評価する方法】
と定義されています。
実はこのフォーラムで弊社は、
『インドネシアの工場におけるオンサイト型排水処理システムのLIME3によるLCA評価』
という活動で奨励賞を受賞しました。
※LIME3とは世界を対象に環境変化で受けた被害を金額に換算する被害算定型影響評価指標です。
ここでは詳細は割愛させていただきますが、
途上国への技術移転の重要性が明確に示されている点が評価されました。
(本件、日刊工業新聞[2月28日付]で掲載されております)
かつては「企業が環境負荷のデータを公表するわけがない」と言われていたのですが、
今では全く逆になってしまいました。
世界は変わっていますね。