食とサーキュラーエコノミー⑶
前回「紙コップが堆肥に!」というタイトルで、
弊社親会社の取り組みをご紹介させていただきました。
今回はそれに近い、資源循環と地域循環を掛け合わせた他社様の事例をご紹介いたします。
株式会社4Naturesさんの取り組み。詳細はこちらをご覧ください。
ザックリと概要お伝えしますと、
【サトウキビの残渣を原料としたストローを製造、
それを回収し堆肥化する】
というものです。
特筆すべきはその回収システム。
回収専用のアプリ「NOAH」を活用し、
店舗での使用済のストローをボランティアさんが効率的に回収するのです。
HP上の文言を引用させていただきますと
【飲食店・街・スタッフさん・ボランティアさんが回収システムを通して交流することで
その方の1日がちょっとだけ明るくなっていく】
という狙いが見受けられます。
昨今、様々な要因から地域住民間のコミュニケーションが減少していることを耳にしました。
こういった取り組みがきっかけでコミュニティーの希薄化が止まれば、
人が集まり始め、街づくりの鍵にもなると私は思いました。
すなわち「物が回れば、情報が回り、心が回る」という、
まさに冒頭に述べた[資源も地域も循環する]姿が想像できますね。