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再生可能な未来へ!リサイクル用語を知ろう!

エコ活動は私たちの生活に溶け込んでいますが、リサイクルに関する用語を理解し、適切な活動を行うことはとても重要です。
ここでは、リサイクルにまつわる重要な用語を具体的に解説します。


1. リサイクル(Recycle)

リサイクルとは、使用済みの製品や廃棄物を回収し、再び製品として使用できるように加工・処理することです。

その結果、新たな製品の生産に必要な資源やエネルギーの消費を抑えることが可能になります。


2. リデュース(Reduce)

リデュースは、不要な消費を減らすことです。モノを買う前に、「本当に必要か?」と自問自答することが大切です。

また、不必要な包装や使い捨ての商品を避けることもリデュースに繋がります。


3. リユース(Reuse)

リユースとは、製品や資材をそのまま別の用途に使いまわすことを指します。

例えば、ビンや空き箱、ショッピングバッグ等を再利用する行為を指します。

リサイクルとは異なり、新たに加工・処理する必要がないため、エネルギー消費をさらに抑えることが可能です。


これらリユース/リデュース/リサイクルを合わせて3Rといいます。

余談ですが、最近はリサイクルショップではなくリユースショップという呼び方が定着してきましたね。



4. リフューズ(Refuse)

リフューズは、始めからゴミの元になるようなもの、特に環境に悪影響を与えるものを拒否することを指します。

例としてマイボトルを使って使い捨て容器を使わないといったものが挙げられます。

自分の生活スタイルを見直し、必要なものとそうでないものを明確にすることで、地球の負担を減らすことが可能になります。



5. リペア(Repair)

リペアは、壊れたもの、不具合が生じたものを修理し再利用することを意味します。

消費社会では新しいものを買い替えることが普通となりがちですが、修理することで資源の消費を抑え、長くものを使うことができます。

尚、先述の3Rにリフューズ/リペアを加えて5Rと呼びます。



6. RRRDR
3Rやサーキュラーエコノミーに比べると、まだ馴染みがないかもしれません。
RRRDRは下記の4つの頭文字を取った言葉です。


・Remanufacture(再製造)…使用済み製品を回収した後、分解、洗浄、再組立てを経て新品同様の製品として販売する活動


・Refurbishment(改修)…不良品として製造会社に返却された商品や中古機器を整備し、新品に準じる状態で再出荷する事象。


・Repair(修理)


・Direct Reuse(直接再使用)


材料としてリサイクルするのでなく、その機能を持ったままうまく循環させようといった感じですね。



7. サーキュラーエコノミー

最後にサーキュラーエコノミーを挙げます。

これは、リサイクルのみならず、リデュースやリユース、リフューズ、リペア等あらゆる観点から循環型社会を実現する考え方です。

製品のライフサイクル全体を見て、無駄なく資源を循環させることを目指します。



まとめ

リサイクル、リデュース、リユース、リフューズ、リペア、RRRDR、サーキュラーエコノミー

これらの用語は、地球資源を守り、持続可能な社会を築くために必要な働きを指す言葉です。

これらの意味を理解し、具体的に行動に移すことで、私たち一人ひとりが地球環境の改善に貢献することができます。

皆さまの生活の中で、これらの“リ”活動を定着させていただければと思います!

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