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言うは易く行うは難し。


さて、第1回はサーマルリサイクル、第2回はマテリアルリサイクルのお話しでしたが、
今回はケミカルリサイクルのお話です。

そもそもケミカルリサイクルとは何なのか、を簡単に申し上げますと、
「化学的な処理を行い、廃棄物を原料に戻してからリサイクルすること。」
とされております。

廃プラスチックの原料は、、、そう石油でしたね!
ですのでプラスチックのケミカルリサイクルは「油化」と呼ばれる処方がございます。

原料に戻す。つまりケミカルリサイクルならば何度でもリサイクル可能ということになりますね。

(第2回の最後に触れたボトルtoボトルも実はこのケミカルリサイクルの技術になります。)


ところが、この理想的とも言えるケミカルリサイクル、
三種のリサイクル手法の中でも最も少ない割合(リサイクル全体の4%程度)なのです。


理由は様々ですが、要因の1つは選別にかかるコストです。

どういうことなのかと申しますと、プラスチックといってもPET・PA・PP・PEなど様々な種類がございます。

原料に戻すためには、これらのものがチャンポンにならないようにしなければいけません。

又、不純物も除去する必要があり、塩素は特に障害となります。


例えばフィルムに印字されているインクの成分に塩素が含まれていたらアウトということです。

これらを完全に選別できればよいのですが、まだまだ課題は多いです。


ご存知でしたでしょうか?